Q 低酸素環境でトレーニングなんて、苦しかったり危なくないの?
A Tom’s Smile Gymの常圧低酸素トレーニングは、酸素濃度を約16%にて行います。16%の酸素濃度とは、平地の酸素濃度が21%で富士山の4合目や志賀高原の全国国道最高標高の渋峠が標高約2000mでその酸素濃度が約16%ですので、体感的には何も変わらず苦しいなどはありません。また、常圧低酸素室内でのトレーニング時間は30分間以内で、指先にパルスオキシメーターを装着して血中酸素濃度が85%以下にならないように常に専門のトレーナーが立ち合い安全管理をしながら行いますのでご安心ください。
Q 低酸素トレーニングでダイエットができるって本当ですか?
A はい。効率的にダイエットできたという研究結果と実際の報告があります。
少し難しい話になりますが、常圧低酸素の中での軽運動では、低酸素環境のため通常の環境よりも血液中の赤血球中で酸素と結びついて全身に酸素を運ぶ役目のヘモグロビンや、酸素を受け取り筋肉にリレーするミオグロビンの数が増え、毛細血管も新生し、酸素を介してエネルギーを作り出す筋肉中のグリコーゲンという物質が積極的に使われ、その刺激により筋肉中のミトコンドリアという物質の活動量も増えることで、通常の環境でのきついトレーニングをしなくてもグリコーゲンを補充しようとエネルギーとして脂肪が利用され脂肪燃焼能力が向上するという研究結果が出ています。
運動嫌いだけど脂肪を落としたい、ウォーキングやランニングはしたいけど時間がないし疲れるし・・という方には、常圧低酸素トレーニングなら30分間酸素濃度16%の低酸素の部屋の中で軽く歩くだけでランニングと同様の効果がありますので、ぜひお試しください。
ただし即効性はありません。初めは身体を慣らさないといけませんので週に1回30分を数回行ってから、その後は週に2回のペースで1回30分を続けていると、3か月程度で体重が落ちるという研究結果がありますので、ぜひチャレンジしてみてください。※すべての人に効果を保証するものではありません。
Q 常圧低酸素トレーニングは高齢者でも安全にやれるの?
A もちろんです。
常圧低酸素トレーニングの理論は、酸素濃度が低い環境では身体がより多くの酸素を取り込もうとして活発になり、最大酸素摂取量が増えることでアスリートなどには「持久力の強化」、一般的には「元気になる」ということです。ですので、この環境下にいるだけでも細胞は元気になるのですが、Tom’s Smile Gymの常圧低酸素トレーニングは、歩く、ストレッチする、マッサージをするなど軽い運動をすることでより効率良くトレーニングができるというものです。
シニアの方は運動能力が落ちてくるのは当然なので、運動をしたくない、怪我をしそうで怖いなどの理由で運動をしない生活が当たり前になってしまいますが、歩くだけで走るのと同じような効果があったり、ストレッチやマッサージだけでも何もしないよりは運動効果が上りますので、高齢者には理想的なトレーニング方法なのです。
また低酸素トレーニングは、筋細胞だけが元気になるのではなく脳細胞も元気になるので、認知症予防にも期待できます。
寝たきりにならないためには、適度な運動をするのが良いのは判っていますが、なかなか運動できないのが本音だと思います。そんなシニアの方には理想のトレーニングですので、ぜひ一度試してみてください。
Q 中、高齢者には負担が大きすぎるのではないですか?
A 2009年に発表された岐阜大学院医学系研究科の研究論文で、「中・高齢者が低酸素環境下でトレーニングした結果、3か月のトレーニングの後には成長ホルモン、インスリンなどに改善が見られ、トレーニング中の心拍数、血中乳酸値など総合的に判断して、低酸素環境下で行う運動は生活習慣病や糖尿病に有効であると思われ、中・高齢者の運動形態としては適切と思われる」と発表されています。
Tom’s Smile Gymの『常圧低酸素トレーニング』では、トレーニング前に血圧測定と体調確認をし、トレーニング中は5分毎に指先に装着するパルスオキシメーターにて血中酸素濃度のモニターをするなど、しっかりと安全管理をした上で適切な指導をしますので、安心して安全にトレーニングができます。
Q 成人病予防にも効果があるのですか?
A はい。
低酸素環境下でトレーニングすると、胃から分泌されて食欲を促すグレリンというホルモンが抑制され活性が下がり食欲が抑えられるので、自ずと食事量を減らすことができます。食べたい気持ちを抑えてひもじい思いをしながら食事量を減らすのでは食事量の管理はなかなか難しいですが、空腹感が弱まり食べすぎをコントロールできるなら、ある意味で成人病予防に大きな期待ができます。
Q 低酸素環境下で筋トレをするとどうなりますか?
A 低酸素トレーニングは、マラソンなどの持久系スポーツの有酸素能力だけでなく、一般人の身体作りのための筋パワーも向上できるので筋トレにもかなり有効です。筋肥大には成長ホルモンが影響しており、低酸素環境下で筋トレをするとその成長ホルモンが多く分泌されるようになり速筋繊維に効果的に刺激が入ります。平地での筋トレと比べ、低酸素環境下での筋肥大率は30%アップと言われていますので、効率良く筋トレすることができます。また、低酸素環境下というだけで身体には負荷がかかっていますので、筋トレをする際の負荷は70%ほどでも平地と効果が変わりませんので、筋トレで重量を上げていくと怪我のリスクも上がりますが、低酸素環境下では怪我の予防に期待できます。糖質を効率的にエネルギーに利用するためバテにくく、乳酸を上手く利用できるようになるので強度の高い筋トレにも有効です。
Tom’s Smile Gymの常圧低酸素トレーニングなら、低酸素ルームにいつもよりも軽めのダンベルを持って入って軽めのトレーニングをするだけで、通常のトレーニングと同等あるいはより効率が良くなるので、効率的に筋肥大を可能にします。
本格的なボディメイクコンテストに出場する目的の方はやはり本格的に筋トレをしなければいけませんが、中高年代の脂肪を減らしておなか周りをすっきりさせたいと思っていたり、シニアだけど筋肉質なプチマッチョ体形にしてみたいと思う方なら、怪我のリスクが低いのでぜひチャレンジしてみてください。
ただし、低酸素の環境下のトレーニングは身体への負荷が思ったよりも高くなるため、軽い重量だと思ってやりすぎてしまうと身体が過剰に反応してしまい頭痛やふらつきが起こりますので、専門のトレーナーの指導に従って安全に行うことが大切です。